遠藤潔の活動報告

第十八代 遠藤宗家 遠藤潔

羽生善治 日本将棋連盟会長

2023年12月01日
日本将棋連盟の羽生善治会長は、将棋界初の8大タイトル独占を果たした藤井聡太八冠について「技術的な裏付けもありますし、体力面で1年間フルに戦い続けるスタミナ、メンタルの部分でも崩れない安定感。一定のパフォーマンスを発揮し続けている」と述べた。

中でも特徴的なのが「大きなミスがほとんどない。プロでも悪手を指さないで一局を終えるというのは本当に難しい。どのようにしてキャリアの中で、そういう技術を身に付けたのかは大きな謎である」と弱点がないことを指摘した。

2023年の将棋界は、藤井王将VS羽生九段のゴールデンカードとなった王将戦七番勝負から幕を開けた。結果は藤井王将の4勝2敗となったものの、羽生九段との熱戦は多くのファンに興奮と感動を与えた。さらに6月には、藤井竜王が最年少20歳10カ月で名人位を獲得した。10月には、藤井竜王・名人が七冠を引っ提げ王座戦五番勝負に挑戦。永瀬拓矢王座(当時)との大激闘の末、3勝1敗でタイトル奪取に成功し前人未踏の八冠を達成した。

羽生善治会長は、年頭の王将戦七番勝負挑戦、6月の会長就任、さらに藤井聡太竜王・名人(王位、叡王、王座、棋王、王将、棋聖、21)の八冠制覇など激動の2023年を振り返り “今年の漢字一文字”について「実感としてはとにかく早かった。今年1年もあっという間に終わってしまったので、“早”にしたいと思います」と語った。


■ 羽生善治
将棋棋士。85年中学3年プロ四段、89年19歳で初タイトル・竜王位を獲得、94年九段昇進、96年将棋界初の全7タイトル(竜王、名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖)(当時のタイトル数は7)達成、17年初の永世七冠(永世竜王、十九世名人、永世王位、名誉王座、永世棋王、永世王将、永世棋聖)達成、名誉NHK杯選手権者称号、18年に国民栄誉賞授与、23年日本将棋連盟会長就任。通算優勝回数153回、公式戦優勝回数145回、タイトル獲得99期、タイトル戦登場138回、同一タイトル戦26回連続登場(王座)、同一タイトル獲得通算24期(王座)、一般棋戦優勝回数46回は歴代単独1位記録。非タイトル戦優勝回数54回、非公式戦優勝回数8回、最優秀棋士賞22回、獲得賞金・対局料ランキング首位23回歴代1位。