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遠藤 潔
遠藤潔の活動報告
東京スカイツリー
2022年05月22日
東武鉄道が運営する「東京スカイツリー」(東京都墨田区)は、開業10周年を迎えた。電波塔として世界一の高さ634メートルを誇り、併設する複合商業施設とともに東京の観光名所として定着した。商業施設を含めた来場者数は累計で3億人を突破し、来場者らの鉄道利用を含む関連収入は通年にわたって業績に寄与した。同社が総額1430億円を投じた巨大プロジェクトは、収益の柱の1つへと成長した。
家を建てるときに家相があるように、街をつくるときには昔から風水がよく使われており、古くは平安京が四神相応の地として造営された。江戸は江戸城を守護するために、北東方向の鬼門に上野の寛永寺が造営され、南西の裏鬼門には同じく徳川家の菩提寺である芝の増上寺があった。現代の東京は、鬼門に東京スカイツリーがつくられ、裏鬼門に東京タワーがあり、風水的には鬼門と裏鬼門に日本を代表する二つの電波塔が建っていることになる。
現在、首都東京に想定される最大の災難は「首都直下地震」である。東京都が公表した新たな被害想定では、東京湾北部を震源とするマグニチュード7.3の地震が冬の午後6時に発生した場合、死者は約9,700人、負傷者は14万7,600人、建物被害は30万4,300棟、帰宅困難者は約339万人となっている。
東京スカイツリーが立地する墨田区は、関東大震災や東京大空襲で大きな被害が出た地域である。スカイツリーは同地区はじめ首都東京の防災拠点として様々な機能を備えている。高さ260メートルの高さに設置された防災カメラからは、被災状況や避難状況を把握することができる。また、ここには災害備蓄倉庫が設けられ、3千人分の防寒着や23万人分の生活用水が蓄えられている。
東京スカイツリーは、災害時に災害情報を不断に発信する電波塔である。現代社会において、情報が途絶えることは決してあってはならない。東京スカイツリーは、裏鬼門に建つ東京タワーとともに首都直下地震に対する実質的な防災・情報拠点として確実に機能を果たすことで、はじめて首都東京の「鬼門除け」のランドマークとして存立していることになる。
【 所在地 】 東京都墨田区押上1-1-1
【 着 工 】 2008年7月14日
【 竣 工 】 2012年2月29日
【 用 途 】 電波塔・展望台
【 階 数 】 地下1階、地上160階、塔屋4階
【 敷 地 】 36,844.39 m²
【 建 築 】 31,832.60 m²
【 延 床 】 229,410.30 m²
【 建築主 】 東武タワースカイツリー
【 設 計 】 日建設計
【 施 工 】 大林組
■ 東京スカイツリー
電波塔(送信所)であり、東京のランドマークの一つである。12年2月29日に完成し、同年5月22日に電波塔・観光施設として開業した。観光・商業施設やオフィスビルが併設されており、電波塔を含め周辺施設は「東京スカイツリータウン」と呼ばれている。東武鉄道及び東武グループのシンボル的存在である。最寄駅はとうきょうスカイツリー駅・押上駅で両駅と直結している。
家を建てるときに家相があるように、街をつくるときには昔から風水がよく使われており、古くは平安京が四神相応の地として造営された。江戸は江戸城を守護するために、北東方向の鬼門に上野の寛永寺が造営され、南西の裏鬼門には同じく徳川家の菩提寺である芝の増上寺があった。現代の東京は、鬼門に東京スカイツリーがつくられ、裏鬼門に東京タワーがあり、風水的には鬼門と裏鬼門に日本を代表する二つの電波塔が建っていることになる。
現在、首都東京に想定される最大の災難は「首都直下地震」である。東京都が公表した新たな被害想定では、東京湾北部を震源とするマグニチュード7.3の地震が冬の午後6時に発生した場合、死者は約9,700人、負傷者は14万7,600人、建物被害は30万4,300棟、帰宅困難者は約339万人となっている。
東京スカイツリーが立地する墨田区は、関東大震災や東京大空襲で大きな被害が出た地域である。スカイツリーは同地区はじめ首都東京の防災拠点として様々な機能を備えている。高さ260メートルの高さに設置された防災カメラからは、被災状況や避難状況を把握することができる。また、ここには災害備蓄倉庫が設けられ、3千人分の防寒着や23万人分の生活用水が蓄えられている。
東京スカイツリーは、災害時に災害情報を不断に発信する電波塔である。現代社会において、情報が途絶えることは決してあってはならない。東京スカイツリーは、裏鬼門に建つ東京タワーとともに首都直下地震に対する実質的な防災・情報拠点として確実に機能を果たすことで、はじめて首都東京の「鬼門除け」のランドマークとして存立していることになる。
【 所在地 】 東京都墨田区押上1-1-1
【 着 工 】 2008年7月14日
【 竣 工 】 2012年2月29日
【 用 途 】 電波塔・展望台
【 階 数 】 地下1階、地上160階、塔屋4階
【 敷 地 】 36,844.39 m²
【 建 築 】 31,832.60 m²
【 延 床 】 229,410.30 m²
【 建築主 】 東武タワースカイツリー
【 設 計 】 日建設計
【 施 工 】 大林組
■ 東京スカイツリー
電波塔(送信所)であり、東京のランドマークの一つである。12年2月29日に完成し、同年5月22日に電波塔・観光施設として開業した。観光・商業施設やオフィスビルが併設されており、電波塔を含め周辺施設は「東京スカイツリータウン」と呼ばれている。東武鉄道及び東武グループのシンボル的存在である。最寄駅はとうきょうスカイツリー駅・押上駅で両駅と直結している。