遠藤潔の活動報告

第十八代 遠藤宗家 遠藤潔

阿部守一 長野県知事

2022年04月13日
長野県の阿部守一知事は、2011年の県北部地震や2014年の御嶽山噴火災害、2019年の台風19号による災害などで多くの被害があった経験によって学んだ「行政の縦割りをなくすこと」や「官民協働で対応すること」、「地域に寄り添って復興を進めること」の重要性を訴えた。

阿部知事は「栄村の場合は、村内8つの地区に分散型で復興住宅を作らせて頂いた。地域住民の繋がりが非常に強く、その繋がりが無くなってしまうとご高齢の方は特に生甲斐生が無くなってしまう。国・市町村との関係はもとより、さまざまな関係機関と連携・協力していくことなしには、防災・減災対策はなしえないと思っている」と語った。千曲川には国と県の管理区間があり、県境をまたぐ河川を整備するには「国が一元管理することが重要である」と強調した。


■ 阿部守一
84年東京大学法学部第2類(公法コース)卒業、自治省(現総務省)入省、01年長野県企画局長、長野県副知事、07年総務省退官、横浜市副市長、09年内閣府行政刷新会議事務局次長、10長野県知事、14年長野県知事再選、18年長野県知事再選。