遠藤潔の活動報告

第十八代 遠藤宗家 遠藤潔

山下泰裕 日本オリンピック委員会会長

2021年10月01日
日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長は、東京五輪とパラリンピックについて「まさにオリパラ一体の大会だった。今後この流れは加速することはあっても、減速することはない」と両大会が連携して盛り上がったことを強調した。

史上最多58個のメダルを獲得した結果について「選手、指導者、コーチの多大なる努力の成果が現れた。若い選手、チームゲーム(団体競技)での金メダルが、日本選手団躍進の大きな理由になった」と語った。

山下会長は、メダルを獲得した日本選手団を称えつつ「次回大会のパリで、真価が問われる」と冷静に評価した。新型コロナ感染拡大中の実施にもかかわらず、大会後の世論調査で6割超が開催を支持したことについて「より肯定的に捉えて頂くには、3~5年かかる」との考えを述べた。


■ 山下泰裕
80年東海大学体育学部卒業、83年東海大学大学院体育学研究科修了、96年東海大学体育学部教授、全日本柔道連盟理事、10年学校法人東海大学理事・評議員、11年東海大学副学長、13年日本オリンピック委員会理事、15年国際柔道連盟(IJF)理事、17年全日本柔道連盟会長、19年JOC(日本オリンピック委員会) 会長、20年国際オリンピック委員会(IOC)委員等を歴任。77年全日本選手権優勝(9年連続)、79・81・83年世界選手権+95kg優勝(3回連続)、81年世界選手権無差別級優勝、77~82年全日本体重別選手権+95kg優勝、84年ロスアンジェルスオリンピック無差別級優勝、85年203連勝にて現役選手引退。84年国民栄誉賞受賞、82年フランススポーツアカデミーグランプリ受賞、97年ミズノスポーツメントールゴールド賞(年間最優秀指導者賞)受賞、07年紫綬褒章授章、08年ゲルチェン名称国立教育大学名誉博士号授与、11年外務大臣表彰受章、14年ロシア連邦 「友好勲章」受章、他 熊本県民栄誉賞・日本スポーツ賞(2回)・朝日体育賞(4回)・文部省スポーツ功労賞(6回)等を受賞。