元道連幹事長の岩本剛人参議院議員は、北海道選挙区（改選定数3）から自民党新人議員として初当選を決めた。

岩本議員は5期20年道議会議員を務め、参院選に初挑戦した。地盤である札幌市清田区は昨年9月の北海道地震で液状化の被害を受けたこともあり、選挙戦では防災・減災対策を中心に訴えた。

岩本議員は自民党道連が地方組織に重点支援を要請したほか、連立与党の公明党の支援も受けて得票を押し上げた。「食と観光」の充実などを訴え、鈴木直道知事との連携も強調した。

岩本家は北海道の名門政治家一家の出身で、父は元道議で元道議会議長。叔父は参院議員を2期務めた。


■　岩本剛人
99年北海道議会議員初当選、03年2期当選、07年3期当選、13年4期当選、15年5期当選、19年自民党北海道参議院選挙区第二支部長、参議院議員初当選。自民党道連幹事長、同組織委員長、北海道議会議会運営委員長、同総務常任委員長、同食と観光対策特別委員長などを歴任。現在、北海道体操連盟会長、札幌市ソフトボール協会会長、北海道車いすテニス協会会長、「赤い羽根」ティーボール北の甲子園大会、北海道知事Cup大会名誉顧問などに就任。