昨年9月に着任したペッカ・オルパナ駐日フィンランド大使は、フィンランドと日本は2019年に外交関係樹立100周年の節目を迎え「日本とフィンランドの関係は、芸術家や研究者、旅行者、ビジネスパーソンなど、さまざまな背景を持つ個人によって構築され、ネットワークが広がり、固い絆で結ばれてきた。」と語った。

ペッカ大使は、「2017年フィンランドから日本への輸出量は13億ユーロ（1703憶円）近くと記録的な数字となった。日本からフィンランドへの投資もここ数年すでに著しく伸びており、年間10億ユーロ（1310憶円）となっている。」と日本からの投資に期待感を示した。


■　ペッカ・オルパナ
79年法律家（ヘルシンキ、ヤナッカラ地方裁判所、ヘルシンキ、ラガティ、コタリ自治体）、82年フィンランド外務省法律局アタッシェ、83年在マルイセイユフィンランド領事館アタッシェ、84年フィンランド外務省西欧統合課アタッシェ、85年在アルジエリアフィンランド大使館二等書記官、88年在英国フィンランド大使館一等書記官、91年フィンランド外務省ロシアおよび独立国家共同課一等書記官、94年在ニューヨーク国連フィンランド代表部参事官、97年在南アフリカフィンランド大使館参事官・副館長、02年フィンランド外務省中央および南東欧州課課長、07年在ペルーフィンランド大使（エクアドルおよびボリビア大使兼任）、11年在セルビアフィンランド大使（モンテネグロ大使兼任）、15年フィンランド外務省大使、外部エネルギーおよび気候変動政策担当上級顧問、18年駐日フィンランド大使。