遠藤潔の活動報告

第十八代 遠藤宗家 遠藤潔

葛西健 世界保健機関西太平洋地域事務局長

2019年02月18日
アジア、オセアニアの37か国・地域が所属する地域事務局のトップとして、新型インフルエンザなど国境を超える感染症対策で指揮をとる世界保健機関西太平洋地域事務の葛西健局長は、「約19億人の健康を守る責任は重い」と語った。

WTOは、「全ての人々が可能な最高の健康水準に到達すること」を目的とした国際機関で、現在、194か国が加盟している。同機関の加盟国は世界の6つの地域のいずれかに属しており、我が国は西太平洋地域であるアフリカ、米州、南東アジア、欧州、東地中海、西太平洋に所属。

事務局長は、WHO地域事務局の政策・予算、途上国支援対策等を立案・執行する最高責任者として、国際保健分野で各国共通の課題の解決に向けた取組に貢献することにより、国際社会でリーダーシップを発揮する。

葛西事務局長は、「国境を越えてウイルスが猛威を振るう地域。先手の感染症対策がこれまで以上に重要だ」と強調した。


■ 葛西健
90年岩手県(県庁/高次救急センター/宮古保健所)、94年厚生省(厚生科学課/統計情報部)、97年厚生省保健医療局結核感染症課国際感染症専門官、00年世界保健機関西太平洋地域事務局感染症対策医官、03年厚生労働省大臣官房国際課課長補佐、04年宮崎県福祉保健部次長、06年世界保健機関西太平洋地域事務局感染症対策課長、011年世界保健機関西太平洋地域事務局健康危機管理部長、12年世界保健機関ベトナム代表14年世界保健機関西太平洋地域事務局次長・事業統括部長、19年世界保健機関西太平洋事務局長。