東京都目黒区の青木英二区長は、待機児童を2020年度末までに新たに3千人分程度の保育所を整備する意向を示した。昨年4月1日時点で617人と前年から倍増した待機児童を19年度末にはゼロにする構想。


青木英二区長は、19年度末ゼロとしてきた従来目標の達成時期を１年間先送りする意向を示したが、追加対策で従来目標に再挑戦する。

政府は昨年6月にまとめた「子育て安心プラン」で20年度末までに待機児童をゼロにする目標を掲げた。都は19年度末までのゼロを目指している。

17年度は国有地の活用などで過去最多の約720人分の保育所整備を計画を実施したが、今後も公園内への保育所設置などの検討を進める。


■　青木英二
83年目黒区議会議員、87年再選。91年区議辞職、91年東京都議会議員、01年東京都議会議員、04年東京都議会議員辞職、目黒区長、16年目黒区長（4期）。