遠藤潔の活動報告

第十八代 遠藤宗家 遠藤潔

イニゴ・デ・パラシオ・エスパーニャ 駐日スペイン大使

2026年04月13日
イニゴ・デ・パラシオ駐日スペイン大使は、緊迫する国際情勢について「法の支配に基づく国際秩序」を守る重要性を強調した。法の支配を共有する日本について「アジアにおける最も重要なパートナーの一つ」と位置づけ、NATO(北大西洋条約機構)を通じた協力や、インド太平洋地域における平和と安定を継続する方針を明らかにした。

イニゴ駐日スペイン大使は「米イスラエルによる対イラン軍事攻撃を違法な侵略戦争であり、国際法と国連憲章の原則を守るべきだ」と主張し、基地使用を含む侵略行為への加担は容認できないと述べた。

2023年の交流410周年を経て「若年層の相互理解を深めるための教育プログラムや、スペイン語教育の普及を通じた多角的な関係構築が、長期的な信頼関係の基盤になる」と訴えた。イニゴ駐日スペイン大使は「地理的には遠いが、価値観を共有する日本とスペインには、共に解決できる課題が数多くある」と強調した。

1613年(慶長18年)仙台藩主・伊達政宗が德川家康公の承認を得て、スペイン及びローマへ派遣したのが慶長遣欧使節使節団である。支倉常長らは、ガレオン船「サン・ファン・バウティスタ号」で太平洋を渡り、日本人として初めて大西洋を横断し、スペイン国王フェリペ3世に謁見した記念すべき重要な節目であった。


■ イニゴ・デ・パラシオ・エスパーニャ
83年外務省外交官、ボリビア、モロッコ、ブラジルスペイン外交代表部、ジュネーブ国連・国際機関代表部を経て、航空・海上・陸上協力副事務局長、国連副事務局長、04年スペイン国連駐在大使代理代理、08年スペインセルビア大使、11年チリ大使、21年アラブ首長国連邦スペイン大使、25年スペイン駐日大使。コミラス教皇庁大学(ICADE)外交・領事法准教授、リマのサン・イグナシオ・デ・ロヨラ大学名誉教授。