遠藤潔の活動報告

第十八代 遠藤宗家 遠藤潔

老川祥一 読売新聞社取締役最高顧問・主筆代理

2017年01月17日
読売新聞社の取締役最高顧問で主筆代理の老川祥一氏は、三浦弘行九段がスマートフォンで将棋ソフトを使用する不正行為を行ったという疑いで、2016年10月に行われた第29期竜王戦で渡辺明竜王の挑戦権を剥奪され、日本将棋連盟が約2カ月にわたって公式戦出場停止処分をした。

しかし、第三者調査委員会が「不正と認める証拠はない」との結果を公表したことを受け、「今回の事態を踏まえて、将棋界が正常な環境の下で大きく発展していくことを期待している」と述べた。

元検事総長で、第三者委員会院長の但木敬一弁護士は、不正の根拠とされた離席行為がないことやソフトとの一致率が分析ごとにばらつきがあることを挙げ、不正行為に及ぶ証拠はないと結論付けた。


■ 老川祥一
読売新聞グループ本社取締役最高顧問・主筆代理。
64年読売新聞社入社、86年政治部次長・論説委員、93年政治部長、95年編集局次長、96年調査研究本部長、98年取締役編集局長、01年大阪読売新聞社専務取締役編集担当、04年 読売新聞大阪本社取締役副社長編集・営業担当、05年読売新聞大阪本社代表取締役社長、07年読売新聞東京本社代表取締役社長・編集主幹、11年読売新聞グループ本社取締役最高顧問、13年読売新聞グループ本社 取締役最高顧問・主筆代理を歴任。聖学院高等学校出身。