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遠藤 潔
遠藤潔の活動報告
松田邦紀 前駐ウクライナ大使
2025年02月21日
ロシアによるウクライナ侵攻開始から3年となるのを前に、松田邦紀前駐ウクライナ大使は、米国とロシアによるウクライナ和平交渉について「公正で継続的な和平がなければ、アジアで同様の侵略戦争が起きるかもしれない」と懸念を示した。
和平に向けた米国の動きは、ゼレンスキー大統領が昨年「外交で、占領地を取り戻す」と打ち出した方針の延長上にあると強調した上で「米国が、一方的にウクライナに押しつけているものではない」として、米国やウクライナなどの意見の対立について冷静な分析を求めた。
米国とロシアの対話については「即ウクライナや欧州を外した交渉と捉えるのは、躊躇する」と語り「トランプ政権の措置が停戦交渉にどう影響するか、もう少し見る必要がある」と述べた。
松田前大使は、ヨーロッパの安全保障は、アジアの安全保障にも関わっているとして「公正で永続的な和平が達成されなければ、アジアで別の侵略戦争が起きるかもしれない」と指摘し、日本政府に「停戦・和平に向けた議論に積極的に参加すべきだ」と訴えた。
■ 松田邦紀
82年外務省入省、96 年在米国日本国大使館 一等書記官、98年在ロシア日本国大使館参事官、01年大臣官房海外広報課長03年大臣官房、(財)日本国際問題研究所主任研究員兼研究調整部長、04年欧州局ロシア課長、07年在イスラエル日本国大使館公使、10年在デトロイト日本国総領事館総領事、13年人事院公務員研修所副所長、15年外務事務官在香港日本国総領事館 総領事(大使)、18年特命全権大使 パキスタン国駐箚、21年特命全権大使ウクライナ国駐箚、24年ウクライナ離任、24年外務省退官、25年フクビ化学工業顧問(社外非常勤)。
和平に向けた米国の動きは、ゼレンスキー大統領が昨年「外交で、占領地を取り戻す」と打ち出した方針の延長上にあると強調した上で「米国が、一方的にウクライナに押しつけているものではない」として、米国やウクライナなどの意見の対立について冷静な分析を求めた。
米国とロシアの対話については「即ウクライナや欧州を外した交渉と捉えるのは、躊躇する」と語り「トランプ政権の措置が停戦交渉にどう影響するか、もう少し見る必要がある」と述べた。
松田前大使は、ヨーロッパの安全保障は、アジアの安全保障にも関わっているとして「公正で永続的な和平が達成されなければ、アジアで別の侵略戦争が起きるかもしれない」と指摘し、日本政府に「停戦・和平に向けた議論に積極的に参加すべきだ」と訴えた。
■ 松田邦紀
82年外務省入省、96 年在米国日本国大使館 一等書記官、98年在ロシア日本国大使館参事官、01年大臣官房海外広報課長03年大臣官房、(財)日本国際問題研究所主任研究員兼研究調整部長、04年欧州局ロシア課長、07年在イスラエル日本国大使館公使、10年在デトロイト日本国総領事館総領事、13年人事院公務員研修所副所長、15年外務事務官在香港日本国総領事館 総領事(大使)、18年特命全権大使 パキスタン国駐箚、21年特命全権大使ウクライナ国駐箚、24年ウクライナ離任、24年外務省退官、25年フクビ化学工業顧問(社外非常勤)。