2009.07.04
遠藤 潔 第十八遠藤宗家の従姉である吉田都(遠藤都)は、都内ホテルにて憲仁親王妃久子殿下ご臨席の下、叙勲祝賀を開催した。
1983年に、ローザンヌ国際バレエコンクールでスカラシップ賞を受賞 。英国ロイヤルバレエ・スクールに入学。1984年サドラーズ・ウェルズ・バレエ団(現在のバーミンガム・ロイヤル・バレエ団)入団。1988年プリンシパル昇格。
1995年、同人の希望によりロンドンのコヴェント・ガーデンにある王立歌劇場を本拠地とするロイヤル・バレエ団に移籍した。家族的な雰囲気のサドラーズ・ウェルズに居続けることで成長が止まってしまうことを恐れたためだという。日本が生んだ世界最高峰のバレリーナのひとり。
当たり役は、マリウス・プティパ振付のチャイコフスキーの3大バレエ(『眠りの森の美女』、『白鳥の湖』、『くるみ割り人形』)をはじめ、『ジゼル』、フレデリック・アシュトン振付の『シンデレラ』、『ドン・キホーテ』、ニネット・ド・ヴァロア振付『コッペリア』、ケネス・マクミラン振付『ロミオとジュリエット』など少女役・妖精役を得意とする。
数年前より日本での公演を希望していたが、2006年9月1日より熊川哲也率いるKバレエカンパニー(東京都)に移籍。ロイヤルバレエ団ではゲストプリンシパルとして踊り続けるという。
日本登場は11月公演の『二羽の鳩』、12月公演の『くるみ割り人形』。
Kバレエカンパニーを選んだ理由としては、日本国で最多の公演数を誇る、古典中心でロイヤルバレエ団と作品が似てなじみやすいという点を挙げた。熊川自身もロイヤルバレエ団の元プリンシパルであり、二人は十数年来の友人。
●遠藤都
04年ユネスコの平和芸術家任、06年第57回NHK紅白歌合戦で特別審査員、07年英国ダンス批評家賞National Dance Award Critic's Circleにより最優秀女性ダンサー賞Richard Sherrington Award for Best Female Dancer受賞、紫綬褒章、大英帝国勲章OBE授与。
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