ニュースリリース|2009年

ジバリ・イラク外相

2009.06.19
イラクのジバリ外相は、「治安面で問題は残るが、イラクはよい方向に前進している。日本の投資を期待したい」と民間企業への協力を強く求めた。

イラク国内では今年5月だけでも100人以上の民間人が自爆攻撃などで死亡しているが、ジバリ外相は「以前は内戦や国家分断の危機にあったが、大幅に改善した」と説明。今月末にイラクの都市部から米軍が撤退する影響については「治安維持は我々が責任を持って引き継ぐ。今後の情勢には楽観的だ」と答えた。

イランの大統領選を巡る混乱については「大きな影響がある隣国であり、今後を注視したい。だれが正しくて、正しくないのかイラン国民が考える問題だ」と踏み込んだ発言を避けた。

ジバリ外相は17日から22日までの日程で来日。18日に中曽根弘文外相、19日に麻生太郎首相、浜田靖一防衛相とそれぞれ会談。

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