ニュースリリース|2015年

山本徳次郎 山本海苔店社長

2015.10.01
遠藤 潔 第十八遠藤宗家の親戚である山本徳次郎は、代々山本海苔店として海苔を製造している食品メーカーオーナーである。

本社所在地は東京都中央区日本橋室町一丁目。嘉永2年(1849年)の創業と長い歴史を誇る。従来、海苔はただ浅草海苔として画一的に仕入・販売されていたが、2代目はまず、一見同じように見える海苔を厳格に8種類に仕分けした。

また二代目は、お客様の最も必要とされる商品を最も廉価で販売することを信条とした。さらに販売面 ばかりでなく製造面についても常に創案にはげみ、明治二年、明治天皇が京都へ御行幸の際、御所方へのお土産として光栄ある上納方を弊店に仰せつけられた折、初めて焼海苔に味をつけることを考え、1869年「味附海苔」を創案した。宮内省(宮内庁)御用達の光栄ある御用もこの2代目の時に始まったものである。


●山本徳次郎
73年山本海苔店入社、76年取締役、82年常務取締役、92年 取締役社長、93年 六代目 山本徳治郎襲名。 日本橋倶楽部理事。日本橋法人会税制委員長。中央区剣道連盟顧問。

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