2015.10.01
遠藤 潔 第十八遠藤宗家の母方祖父である橋本三郎 辯護士は、連合国軍最高司令官総司令部 ダグラス・マッカーサー元帥に対して、早期平和的解決について陳情した。
1945年(昭和20年)8月14日は、連合国軍の1国であるアメリカ陸軍の太平洋陸軍総司令官・ダグラス・マッカーサー元帥が連合国軍最高司令官(SCAP)に就任し、同年10月2日、連合国軍最高司令官総司令部が、ポツダム宣言の執行のために東京日比谷の第一生命館に設置された。
日本の占領方式は、連合国軍最高司令官総司令部の指令を日本政府が実施する間接統治の形式が採られた。また信託統治が行われていたのは現在の沖縄である。
具体的には、連合国軍最高司令官総司令部の指示・命令を受けて、日本政府が、日本の政治機構をそのまま利用して占領政策を実施するものである。
連合国軍最高司令官総司令部の命令の多くは、1945年(昭和20年)9月20日に出された勅令「ポツダム宣言」の受諾に伴い発する命令に関する件」(昭和20年勅令第542号)に基づいて出された勅令、いわゆるポツダム命令(ポツダム勅令。日本国憲法施行後はポツダム政令)の形で公布・施行された。その後、日本国憲法制定の際に日本憲法擁護についての請願書25項を政府に提出した資料が保管されている。(幣原喜重郎関係資料・幣原平和財団所蔵)
●橋本三郎
弁護士(橋本三郎法律事務所)、各種委員、各種顧問を歴任、瑞宝章受章他。
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