ニュースリリース|2015年

遠藤宗家 本邸

2015.09.10
遠藤 潔の生家である遠藤宗家本邸は、東京都練馬区東大泉に現存している。

緑を基調とした庭園を背景に優雅な佇まいを見せる遠藤宗家本邸は、遠藤家の住居兼社交場として遠藤寛 第十七代当主遠藤宗家 と親交があった安田財閥創始者 安田善次郎の孫である建築設計士 安田紫気郎によって建てられた。竣工は昭和50年8月。西洋風建築として工事を施した。

都心とは思えない静寂な環境、古き良き時代から受け継がれた伝統が脈々と息づく遠藤宗家本邸。現在も社交場として利用されている。

本邸は、白を基調とした西洋風モダン造りの外壁であり、中央の吹き抜けは硝子斜光と様々な建築様式が見事に調和。また、本邸前に広がる西洋風庭園も心潤す美しさである。邸宅内部の正面入った処の1、2階吹き抜けホールと硝子窓、階段の構成や各室の優雅な室内装飾等に見るべきものが多く、遠藤寛 第十七代当主の美術収集作品である。


●安田財閥
富山県出身の安田善次郎が設立した財閥である。日本の四大財閥の一つ。金融部門の絶対的な優位性を持つことから「金融財閥」とも呼ばれる。安田財閥の金融資本は他の財閥の追随を許さず、日本で最大の規模を誇っていた。

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