ニュースリリース|2013年

小泉純一郎 元首相

2013.11.12
小泉純一郎元首相は、2011年3月の福島第一原子力発電所の事故を踏まえ、「安倍晋三首相が決断すれば『原発ゼロ』ができる」と強調した。そうした方針を決める時期についても「即ゼロがよい」と明言した。

小泉元首相が「原発ゼロ」論を唱える背景には、高レベル放射性廃棄物(“核のゴミ”)の最終処分場がないまま原発を再稼働することへの極めて強い懸念を示した。

フィンランドの最終処分場「オンカロ」の視察を通じて、日本で最終処分場の建設を決定するのは困難だとの認識を持ったことを明らかにした。

小泉氏は「原発は即ゼロがよい。再稼働させれば核のゴミが増える。最終処分場が見つからないのならすぐゼロにした方がいい」と述べるとともに、「核のゴミの最終処分場のめどを付けられると思う方が、楽観的で無責任だ」語った。


●小泉純一郎 
衆議院議員(12期)、厚生大臣(第69・70・81代)、郵政大臣(第55代)、内閣総理大臣(第87・88・89代)、外務大臣(第132代)、農林水産大臣(第38代)、自由民主党総裁(第20代)等を歴任。

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