ニュースリリース|2013年

上田清司 埼玉県知事

2013.09.17
埼玉県の上田清司知事は、重要犯罪検挙率の向上など治安状況の改善や高校中退率の減少など具体的な事例を示しながら、行政に成果主義を取り入れたことが成功要因だとした語った。

埼玉県はかつて高校中退率の高さが際立っていた。知事就任の翌年(04年)は比率が2・5%で、47都道府県の中では2・9%の大阪府に次ぐワースト2に位置していた。そこで、学びの意欲を喚起するため公立高校で就労体験活動や社会貢献活動などを積極的に導入した。

結果として高校中退率は11年に1・6%まで改善。順位も15位上がり31番目につけた。公立中学校の不登校問題に関しても、対策を講じてから徐々に解消。不登校比率は47都道府県中のワースト8から、5年間で良い方から10番目へと大幅にランクアップできた。


●上田清司
埼玉県知事(4期)、内閣府地域主権戦略会議議員。元衆議院議員(3期)。

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