2013.07.26
日本総合研究所国際戦略研究所理事長の田中氏は、日本外交の最重要課題として「中国を脅威でないようにすること」に尽きると語った。
沖縄県・尖閣諸島周辺では日中の緊張が高まり、日本は静かな実効支配ができなくなった。中国の軍事的膨張の趨勢を見れば、5〜10年後に圧倒的な軍事力を持つ大国が日本のすぐ横に存在するようになる。急速に大国化する中国には、さまざまな懸念がある。
中国を「建設的な国」に変えていくために、「今から戦略を立てていかなければいけない」と強調した。
●田中均
公益財団法人日本国際交流センターシニア・フェロー、東京大学大学院公共政策学連携研究部特任教授、株式会社日本総合研究所国際戦略研究所理事長。在サンフランシスコ総領事、外務省経済局局長、外務省アジア大洋州局局長、外務審議官等を歴任。
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