2013.06.20
1歳の息子を持つ全国最年少知事の鈴木英敬氏(38)は、同県における少子化の取り組みや、子育て中の親の思いなどを語った。
都会に住んでいるとわからないが、地方では少子化問題は地域存続にかかわる死活問題でもある。国は少子化の「基金」を創設して、基金の使いかたや手法はそれぞれの地域に委ねてほしいと語った。
3月に発足した政府の少子化危機突破タスクフォースの委員を務め、地方代表、子育て世代代表として積極的に発言してきた。「地方からの目線、当事者の目線から見える少子化対策について話したい」と述べた。
安倍内閣が少子化対策で目下、重点を置くのは待機児童の解消や育休の拡充。鈴木氏はこれを評価しながらも「大都会、大企業目線だ」と都市部偏重に疑問を呈した。
●鈴木英敬
元通産官僚。三重県知事(民選第18代)。妻は元シンクロ五輪メダリストの武田美保。
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