ニュースリリース|2013年

米田壮 警察庁長官

2013.06.11
米田壮警察庁長官は、2万7千人の警察官増員や防犯カメラの設置など治安基盤の整備により、治安の基調は改善していると述べた。。ただし、原発施設へのテロの脅威、複雑化する暴力団情勢、サイバー犯罪などの懸念材料もあるとした。

長年取り組んできた暴力団対策については、警察庁組織犯罪対策部長時の6年前に成立した犯罪収益移転防止法に触れ、「疑わしい取引の届け出が急増した。企業社会をめぐる警察と暴力団の闘いは、この頃が分水嶺だったかもしれない」語った。

一方、「当面の最重点課題」として、北九州市で相次ぐ事業者襲撃事件と東日本大震災の復旧・復興事業への暴力団の介入を挙げた。



●米田壮
76年警察庁入庁、84年警視庁目黒警察署署長、01年警視庁刑事部長、03年京都府警本部長、07年警察庁刑事局長、09年警察庁官房長、11年警察庁次長、13年警察庁長官。

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