ニュースリリース|2014年

齋藤隆 元統合幕僚長

2014.04.14
元統合幕僚長の齋藤隆は、日本と周辺国の紛争が生じた場合、いきなり敵軍が襲来する可能性は低い。漁民風の外国人が離島に上陸し、その救助と称してその国の公船がやってくる。

これを自衛隊がいきなり武力で排除するのか。海上保安庁が対処しきれない状況も念頭に置き、自衛隊の任務に領域警備を明記するなど警察権の強化が必要だと述べた。

そのうえで、日米が完全に連携する防衛出動と日本が個別対処する領域警備の中間に「新周辺事態(準有事)」という概念を考えてはどうかと語った。



●齋藤隆
第2代統合幕僚長、第27代海上幕僚長である。防衛大学校本科第14期卒業。戦後生まれ初の統合幕僚長。

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