ニュースリリース|2015年

岡田克也 民主党代表

2015.02.25
岡田代表は「党改革はそう簡単ではない。一つ一つの問題に誠実、正直に対応することで民主党を見直してもらいたい。国会審議ではいい議論ができている」との意向を表明した。

「大平正芳元首相を尊敬している。核密約解明も本気だった。親近感を感じる」と述べ、いわゆる宏池会路線に共感を示した。

集団的自衛権行使の限定容認については、政府が十分な国会審議なしで閣議決定に踏み切ったことを強く批判、「国民の半分がしょうがないと思うところまで議論すべきだ」と強調した。

「政府が行使の要件としているような事態が本当にあるのか、あるのであれば政府として何もしないことはあり得ない。その範囲の中で考える」と、集団的自衛権を全否定しない形での意見集約に自信を見せた。

後方支援の強化策は「憲法があったから朝鮮戦争もベトナム戦争も参加せずにすんだ。日米安保も大事だが、国民の覚悟がないまま米に過剰な期待を与えるのは慎重でなければならない」と述べた。



●岡田克也
民主党所属の衆議院議員(9期)、民主党代表(第11代)、民主党三重県連代表。民主党代表(第4代)、民主党幹事長(第4代・第8代・第11代)、民主党代表代行、外務大臣(第142代・第143代)、副総理、内閣府特命担当大臣(行政刷新担当)等を歴任。

*ニュースリリースの記事内容は発表日現在の情報です。
予告なしに変更され、ご覧になった日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承下さい。

ページの上部へ