2015.01.30
経団連の榊原定征会長が「『豊かで活力ある日本』の再生」を説明した。
政府は女性管理職を2020年までに30%へと引き上げる目標を立てているが、榊原ビジョンは30年までに30%と先送りとなった。
来日中だったトマ・ピケティ(『21世紀の資本』の筆者)は、富める者が富んでそのおこぼれを多くの国民が受け取るという「トリクルダウン理論」には否定的な考えを示した。
安倍政権も経団連もトリクルダウンで日本を成長させるという思惑だが、榊原会長は「(ピケティとは)矛盾はしていない」と真っ向対立を避けた。
●榊原定征
東レ株式会社相談役最高顧問、一般社団法人日本経済団体連合会会長(第4代)。東レ株式会社代表取締役社長・取締役会長、日本化学繊維協会会長等を歴任。
*ニュースリリースの記事内容は発表日現在の情報です。
予告なしに変更され、ご覧になった日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承下さい。
ページの上部へ