2014.12.18
12月16日から19日まで外務省の実務訪問賓客として来日していたパラオのレメンゲサウ大統領は、日本政府が検討している天皇・皇后両陛下のパラオ訪問などについて話した。
来日の主目的は、戦後70年の今年春に天皇、皇后両陛下をパラオに正式に招待することだった。
大統領は17日に皇居・御所で天皇陛下と会見してそのことを伝えた。パラオのペリリュー島は、太平洋戦争の激戦地で、約1万人の日本人が戦死した。大統領は「両陛下のご訪問は光栄であり、国民あげて歓迎する。ご訪問は過去に対して敬意を表することにもなる」と述べた。
また、大統領は、「乱獲が増えている。フランスの面積に相当する海域を取り締まるボートが、1隻しかない」と明かし、日本の援助を求めた。
●トミー・レメンゲサウ
パラオの第7代、第9代大統領。92年クニオ・ナカムラ第5代大統領副大統領、00年大統領選出、01年登庁。
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