2014.02.06
日本・スイス外交関係樹立150年を記念して来日した、ブルカルテル大統領(外相兼務)は、友好関係を再確認し、経済・政治関さらに発展させて行きたいと語った。
大統領は閣僚7人の中から毎年交代で1人を選ぶ、閣僚の筆頭という位置づけになる。日スイス国交150年を記念して今回来日したブルカルテル大統領も外相を兼任したままで、任期は今年1年である。その年の副大統領が次の年の大統領となる慣例が続いてきている。順当なら来年はソマルガ副大統領兼司法警察相が女性大統領になる予定。
東日本大震災から半年後、スイスは脱原発を決めた。2034年までにスイスの5つの原子炉は停止されることになっている。脱原発後の電力について大統領は、水力、風力、太陽光、地熱と研究対象を挙げた。
アルプスの山々を利用し現在6割の電力を頼る水力の拡充が考えられるが「ダム建設には環境面からの反対があり得る」と述べた。
当座をしのぐため天然ガス輸入による火力の増強も「気候変動対策との整合性を取らなくてはいけない」とした。
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