2013.05.15
申珏秀大使は、両国関係の「現住所」を「不透明な北東アジア情勢のなかで、日韓関係は選択ではなく必須の時代」と位置付けた。
大使は、日韓の60余年を、国交正常化までの「対立と葛藤の時代」、ソウル五輪(88年)までの「冷戦下、政府主導の時代」、2000年初頭からの「民間交流と多元化の時代」とパラダイム(規範)の変化でくくってみせた。
歴史問題については、朴槿恵政権の対日観をにじませて「日本はこの地域の平和と繁栄を守るリーダーになるべきだ。過去史の解決はアジアの国々と友好関係を強固にしていく出発点であり、日本の平和と繁栄を担保する道である」と述べた。
●申ガク秀
86年駐日本大韓民国大使館1等書記官、95年駐国連代表部参事官、06年駐イスラエル大使館特命全権大使、09年外交通商部第1次官、11年6月駐日本大使館特命全権大使。
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