ニュースリリース|2013年

スティーブン・シュルーズベリー  在日米軍司令部・第5空軍司令部法務部長(大佐)

2013.03.22
在日米軍部・第5空軍司令部のシュルーズベリー法務部長が米軍司法制度の統一軍法典(UCMJ)や司法外懲罰規則(NJP)などを説明し、最近の米軍構成員による懲罰例についても紹介した。

自分の役割で重要なものは、軍事司法制度について司令官にアドバイスをしたり、日米合同委員会の米軍法務代表を務めることである。UCMJは犯罪を裁くいろいろなツールを盛り込んだ優れたものであり、60年にもわたり機能している。これにより、軍構成員の規律がたもたれている、とした。最大の利点は、軍とともにどこにでも移動できることで、戦場での運用も可能にし、裁判の効率化に寄与していると強調した。

日米地位協定の改定についての質問には、(他の国との協定でも)米軍構成員の民事上、刑事上の免責を見直そうという傾向が最近出てきているとしながらも、改定自体は難しいものになる、との認識を示した。

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