ニュースリリース|2013年

白川方明 日本銀行総裁

2013.01.25
白川方明日本銀行総裁は、1月22日日銀が政府との共同声明で2%の「物価目標」を打ち出したことで、「日本経済が低迷を脱するチャンスを迎えつつある状況を踏まえ、政府との政策連携が必要と判断した」と述べた。

過去には「日銀不況」という言葉が流布したことがある。日銀の不適切な金融政策が、バブル崩壊後の不況を長引かせたという批判である。中央銀行が独立性に固執するあまり、適切な政策を実行できないなら、本末転倒である。

総裁は、中央銀行の役割として「中央銀行という組織」は、銀行実務やグローバルな視点の重要性を強調した。



●白川方明
経済学者(金融政策・決済システム)、08年第30代日本銀行総裁、学位は経済学修士(シカゴ大学)、日本銀行審議役、日本銀行理事、京都大学大学院公共政策教育部教授、東京大学金融教育研究センター客員研究員等を歴任。日本銀行総裁退任後、13年青山学院大学国際政治経済学部特任教授に就任。

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