2012.12.20
丹羽宇一郎氏は、「日中両国が歩む道は友好以外にない。それが国民の利益だ」と持論を展開した。
元伊藤忠商事社長。民主党政権の政治主導で、民間出身者として初の駐中国大使を2年半務めた。
「日中関係は今までとは違う段階に入った」。丹羽氏は尖閣で対立する両国関係をこう位置付けながら「争いの存在を認め、外交を通じて話し合うことだ」と訴えた。
尖閣の領有権について「黒白をつけようとするのはやめるべきだ」「臨界点を超えて戦争にならないよう日中関係をきちんとコントロールしていかなければならない」と語った。
●丹羽宇一郎
伊藤忠商事会長・社長、日本郵政株式会社取締役、特定非営利活動法人国際連合世界食糧計画WFP協会会長等を歴任。10年中華人民共和国駐箚特命全権大使、12年早稲田大学特命教授。
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