2012.05.12
谷垣禎一自民党総裁は、消費税10%への引き上げには自民党も異論がない、というより自民党が先に主張したことだ。ならば法案を修正させるか、自民党の対案を政府・民主党に丸のみさせる。同時に話し合い解散に持ち込むと述べた。
国会の会期末が近づいているのに、その道筋が見えてこない焦りがある。そこで谷垣総裁は、首相に対する3条件を挙げた。
第1に、消費税に触れていない民主党マニフェストにけじめをつけること。第2に、造反を示唆している議員との決別、つまり「小沢切り」だ。3番目が、月額7万円の最低保障年金制度の断念と、後期高齢者医療制度廃止の撤回である。
●谷垣禎一
自由民主党所属の衆議院議員(12期)、自由民主党幹事長(第47代)、京都府遺族会会長、有隣会顧問。法務大臣(第93代)、財務大臣(第3・4・5代)、国土交通大臣(第9代)、国家公安委員会委員長(第69代)、金融再生委員会委員長(第3・4代)、科学技術庁長官(第56代)、産業再生機構担当大臣、自由民主党総裁(第24代)、自由民主党政調会長(第50代)等を歴任。文部大臣(第100代)を務めた元衆議院議員の谷垣専一は父。元陸軍中将の影佐禎昭は祖父。
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