ニュースリリース|2015年

甘利明 経済財政・再生担当相

2015.10.20
甘利明・環太平洋連携協定担当大臣は、「TPPは21世紀型の世界基準となるべき共通ルールを作ることを目指すものだ」と述べ、高い水準の貿易自由化を実現する意義を強調した。

中国の加盟問題については、進出企業に対する要求を後から拡大するようなことのない「予見可能性が高い透明なルール」に合わせてもらうことが必要だ、と述べた。

甘利大臣は、農産品と工業品の全9018品目のうち、関税がなくなるのは8575品目、撤廃する割合は95%と、日本がこれまで結んだ自由貿易協定(FTA)の中で最も高くなる。コメや牛・豚肉、乳製品など農産品の「重要5項目」について、「厳しい交渉を粘り強く続けた結果、関税を堅持した」と強調した。日本以外の11カ国は、農林水産物の98.5%の関税を撤廃するとしており、日本は農産品に限っては自由化率は一番低いとした。


●甘利明
83年衆議院初当選、85年衆議院・外務、商工各委員会筆頭理事、89年通産政務次官、90年衆議院商工委員会筆頭理事、91年衆議院運営委員会理事、93年党商工部会長、95年衆議院商工常任委員長、98年労働大臣、06年経済産業大臣、08年内閣府特命担当大臣 (規制改革)・行政改革担当大臣・公務員制度改革担当大臣、12年経済再生担当大臣、社会保障・税一体改革担当大臣、内閣府特命担当大臣(経済財政政策)、14年経済再生担当大臣、社会保障・税一体改革担当大臣、マクロ経済運営担当大臣、TPP担当大臣、健康・医療戦略担当大臣。


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