2011.08.26
堺屋太一氏は、日本が経験した敗戦として、第一の敗戦は幕末、第二の敗戦は太平洋戦争、そして、大震災が第三の敗戦であると述べた。
東日本大震災は、「第三の敗戦」ともいうべき深刻な事態である。日本は近代に入ってからも過去に二回、無残な「敗戦」を経験したが、 見事に復興を成し遂げた実績があり、絶望することはないとした。
日本は、その都度、逆境をはね返してよりよい国を創り上げて来た。これからの復興と再生を考える前に、この国の行く末を誤らないためにも、歴史認識を持つもとが重要であると語った。
●堺屋太一
日本の元通産官僚、作家、経済評論家、元国務大臣・経済企画庁長官 (第55、57代)、元内閣特別顧問。株式会社堺屋太一事務所、株式会社堺屋太一研究所の代表取締役社長。本名は池口 小太郎(いけぐち こたろう)であり、ペンネームの由来は、先祖の商人が安土桃山時代に堺から谷町に移住した際の名前である「堺屋太一」から採ったものである(堺屋は屋号にあたる)。
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