2011.08.03
山中研究室では、スマートグリッドを用いて高度なエネルギーコントロールを実現するEVNO(Energy Virtual Network Operator) を提案している。
これは、エネルギーの需給バランスをICTを使ってとり、もっとも、経済的で環境にいいエネルギーをマッチングさせることにより、経済性を高めつつエネルギーの節約を実現できるものであると述べた。
さらに、EVNOは、インフラを持たない仮想電力会社としての機能も持つことから、EVNOを用いてICTの新しいビジネスチャンスがあると語った。
●山中直明
83年慶応義塾大学大学院工学研究科計測工学専攻修士課程修了後、日本電信電話公社(現 NTT)入社。91年博士取得。94年NTTネットワークサービスシステム研究所にて特に優れた研究者として特別研究員を務める。2004年 4月より現職。94 年IEEE Transaction on CPMTのBest Paper Award、及び90年、94年、98年度の3度IEEE ECTC ConferenceのBest Paper Awardを受賞。IEEE Fellow、電子情報通信学会フェロー。最先端企業、キャリア研究所8社よりなるPhotonic Internet Labの代表、NICTけいはんなオープンラボWGチェアー、米国ISOCORE Executive Director等を務める。 主な著書に『MPLSとフォトニックGMPLS』 単著『Backbone Network Technologies ― ATM, IP and Photonic』等多数。
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