2010.11.11
金融機関では、3月期決算を基に企業の格付け見直しが進んでおり、昨年10月末の緊急保証制度の活用で一息ついたとした。しかしながら、業績低迷により格付けが下がる可能性が高いと述べた。
資金不足からつなぎ融資を申請しても、認められないという企業が増えると示唆した。これが、多くの企業が二番底を警戒する理由になっていると話した。
“警戒感”ばかりを強くしていたのでは企業活動、業績向上は望めず、さらに重要になるのがリスクマネジメントということになると強調した。その為にも与信管理体制を強化することが重要であると語った。
●松本和之
74年早稲田大学政治経済学部卒業。同年三井物産入社。関西支社審査部第一審査室長、情報産業総括部審査室長、機械・情報統括部リスクマネジメント室長等を歴任。その間、一貫して国内外の与信・債権管理等信用リスク管理業務や関係会社の管理業務に従事。06年MBKクレジットソリューションズ代表取締役社長。07年三井物産クレジットコンサルティング代表取締役社長就任。
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