ニュースリリース|2010年

山崎直子 宇宙飛行士

2010.07.02
米航空宇宙局(NASA)は、2010年4月5日午前6時21分(日本時間同日午後7時21分)ケネディ宇宙センターから、山崎宇宙飛行士ら日米7人が乗ったスペースシャトル「ディスカバリー」の打ち上げに成功した。

任務として、国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングし、実験設備や食料等を届けた。

山崎宇宙飛行士は初飛行となるが、日本人女性の飛行は1998年秋の向井千秋宇宙飛行士以来、11年ぶりとなる。

シャトルは年内に退役するため、飛行は今回を含め残り4回になり、日本人の搭乗は7人目の山崎宇宙飛行士で最後となる。

ISSには野口聡一宇宙飛行士が長期滞在しており、山崎宇宙飛行士の到着により、初めて日本人2人が宇宙で顔を合わせた。
滞在人数は一時的に合計13人となり、過去最多となった。このうち女性は4人で、新記録となる。

ISSに運ぶ物資は円筒形の大きなコンテナに詰められ、シャトルの貨 物室に収納されており、山崎宇宙飛行士がロボットアームを操作してコンテナをISSに取り付ける。その他アームでシャトルの機体点検も行うほか、物資搬入作業の責任者を務めた。


●山崎直子
96年宇宙開発事業団(現宇宙航空研究開発機構)、99年宇宙飛行士候補、04年ロシア・ソリューズ宇宙船の資格取得、06年米航空宇宙局の搭乗運用技術者認定。

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