2010.06.03
日本企業が成長するための鍵として、ユニクロのSPAモデルを筆頭事例とした、ビジネスモデルの構築を挙げた。
ユニクロのモデルは、少品種大量生産をモデルとし、素材の大量買い付けによる低価格戦略を軸にしており、それを国内の800弱に上る店舗とインターネットを使って大量に売りさばく。
後発企業がまねをしようと思っても同じ規模、ブランド力をすぐに用意するのは難しいとしたうえで、「製品、ブランド、ビジネスモデルの3つが成功の条件」だと述べた。「企業ができることは3つ。もっとがんばること、競争相手を(もちろん合法的に)抹殺すること、差別化すること。もしかすると2番目が一番大事かもしれない」と語った。
●伊藤元重
ヒューストン大学経済学部助教授,東京都立大学経済学部助教授,東京大学経済学部助教授,東京大学経済学部教授,東京大学大学院経済学研究科教授,東京大学大学院経済学研究科長・経済学部長を歴任。現在は、総合研究開発機構理事長、財務省 財務省の政策評価の在り方懇親会メンバー,財務省 関税・外国為替等審議会委員,校正取引委員会 独占禁止談話会会長。
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