2010.04.27
中国海軍の艦船が沖縄本島と宮古島の間の公海を通過したり、海軍ヘリが自衛隊の護衛艦に接近した動きを日本側が問題視したことについと不快感を示した。
程大使は海軍の演習について「国際的なルールに従い計画を公表した上での行動」と述べた。その上で「接近した地点はむしろ上海沖で、宮古島の海峡からはるか西の中国に近い所だった」と指摘した。
さらに「(例えば)日本の軍事演習で、中国の軍艦にしつこくつきまとわれた時はどう思うのか」と述べ、日本側の対応を批判した。
また、中国の軍事力増強に対する日本の懸念については「中国の面積、人口を見れば各国と比べてもそれほど強いとか、脅威と見られるようなことはない」と説明し、「(中国側は)決して侵略的な方向を取ることはない」と理解を求めた。
●程永華
アジア局副局長、駐日公使、年駐マレーシア大使を経て、駐韓国大使。日本語に堪能で、77年〜00年在日大使館勤務、09年12月次期駐日大使内定、10年2月28日着任。
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