2010.02.02
来日中のメキシコのカルデロン大統領は、11月に開かれる国連気候変動枠組み条約の第16回締約国会議(COP16)の議長国として「参加国の信頼感を取り戻し、共通の話し合いの場を重ねていく必要がある」とした上で、昨年末のCOP15でまとめた「コペンハーゲン協定」実施に向け、日本と協力していくことを明らかにした。
協定で期限とされる1月31日までに、世界55カ国が温室効果ガス削減目標を気候変動枠組み条約事務局に提出したことについて、「多くの国が提出したことは良かったが、削減義務には差がある。もう一歩の削減を引き出したい」と意欲を見せた。
最後にカルデロン大統領より、強い意志を持った握手を交わして頂きましたことを重ねてお礼申し上げる。
●フェリペ・カルデロン・イノホサ
メキシコの政治家。第65代大統領。国民行動党(PAN)党首。
父親は、国民行動党メンバー。姉は前連邦上院議員、兄、マルガリータ・サバラ夫人は、元連邦下院議員。
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