ニュースリリース|2009年

ジョン・キー ニュージーランド首相

2009.10.30
来日中のニュージーランド(NZ)のジョン・キー首相は、日本との自由貿易協定(FTA)交渉について「NZの農産品は必ずしも日本の農業に脅威にならない」と述べた。

キー首相は29日に鳩山由紀夫首相と会談、日本とのFTA締結への意欲を表明していた。

キー首相は日本とNZの農業は「季節性からみても補完的な協力関係になりうる」と指摘。「FTAで企業間協力がさらに進む。日本にもメリットがある」と話した。

地域協力の枠組みを巡り議論が複雑化している東アジア共同体構想については「さらに対話を続けるべきだ」とした。一方で「アジア太平洋経済協力会議(APEC)などは米国や中国、日本が参加していることが効果につながった」と述べ、主要国が集まる枠組みの重要性も指摘した。


●ジョン・キー
ニュージーランド国民党党首。第38代ニュージーランド首相。元投資銀行行員。元為替取引人。

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