2009.09.19
自民党総裁選に立候補した西村康稔衆院議員(46)、河野太郎衆院議員(46)、谷垣禎一元財務相(64)の3氏は19日、東京・内幸町の日本記者クラブで公開討論会に臨んだ。
谷垣氏は「少子高齢化の日本では、低い租税負担率は維持できない。小さな政府では限界がある」と述べ、消費税増税は避けられないとの認識を示した。
谷垣氏は基礎年金の2分の1の国庫負担の恒久財源を確保するためにも「消費税をどこかでやらなければいけない」と税制改革に取り組む必要を強調。
河野氏は「自民党は小さな政府で経済成長を目指し、再分配を志向する民主党と対峙(たいじ)する」と構造改革路線の徹底を主張した。
西村氏は「雇用を増やして賃金を上げるためにも大胆な法人税減税が必要だ」と語った。
●谷垣 禎一
弁護士。衆議院議員(9期)。第24代自民党総裁。 科学技術庁長官(第58代)、金融再生委員会委員長(第3・4代)、国家公安委員会委員長(第69代)、産業再生機構担当大臣、財務大臣(第3・4・5代)、自民党政調会長、国土交通大臣(第9代)などを歴任。
●河野 太郎
自由民主党所属の衆議院議員(5期)。父は、元衆議院議長の河野洋平。元衆議院議員河野一郎は祖父、元参議院議長河野謙三は大叔父に当たる。
●西村 康稔
自由民主党所属の衆議院議員(3期)。兵庫県明石市出身。兵庫9区(明石市と淡路島)選出。国土交通委員会理事。
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